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2008年7月17日木曜日

Manga - Japanese Comic(3)

 昨日のJapanese_Comic(2)のつづきです。

 西日本のある小さな大学の教養学科で英語を教える外国人教師が、1995~1999年の5年間、学生の読書習慣の年次調査を行い、その中で定期的に学生の「読書の好み」について取材された。それらの取材を通して、学生が本を読むこと以上に雑誌やManga(Japanese_Comic)マンガ読む傾向を示したので、教師たち調査の焦点はMangaマンガを読むことに変化した。
 学生たちは学業とバイトに忙しく、かれらが自由になるわずかな時間はテレビを見たり、雑誌やManga(Japanese_Comic)マンガを読むことにしばしば費やされることがわかった。Manga(Japanese_Comic)マンガを読む選択肢が圧倒的であった事実から日本の学生(Japanese_students) のManga読書について調べてみることになった。

 以下に、学生がManga(Japanese_Comic)マンガを読むことについてわかったことを提示します。

 次のようなセッティングである。

 調査が実行された大学(女子短期大学として設立され、後に男女共学の大学となった)は、ある地方都市にあり、その地域のセンターでもある。学生総数の70%が女性である。学生はその都市周辺地域の出身。それらの学生のほとんどが、かれらの家族の中ではじめて大学教育を受ける。
 調査対象となったのは、短大時代と4年制大学になってからの学生で297人(女性192人、男性105人)で、かれらから得たManga(Japanese_Comic)マンガを読むこと関する情報である。
 調査は日本語と英語で行われ、Manga(Japanese_Comic)マンガを読むことに集中していろいろな質問なされた。「いつからMangaマンガを読み始め、どれぐらい読んだのか、好きなMangaマンガは何だったか」等々。そして、最後に、英語と日本語のどちらで応えてもよいという条件で2つの質問がなされた。「読書の好み」と違う種類のMangaマンガの特徴にかんするものである。調査のフォローのために、大学のそれぞれ違う学年の熱心なMangaマンガ読者として知られる学生10人との面談もあり、学生が大好きなMangaマンガに関する意見を共有することができた。さらに、英語学習誌のなかの好みについて書いた学生からの情報も集められた。最後に、2001年に、東京大学Manga_Clubマンガクラブの10人の学生との一人一人の面談とグループ面談がされました。[ これらのインタビューは、調査に当たった教師たちが西日本の調査対象大学で集めた情報に対する彼らの反応を得るために使われた。]
 自由回答方式で得られたデータは、学生の「読書の好み」とMangaマンガを読む理由のパターンを明らかにするためにコード化もされた。
    
    以下がそのときの質問に対する学生の反応である。

Mangaマンガを読む理由

 Japanese_Manga日本のマンガは、年齢層によって違い、大雑把にそれぞれに相応するいくつかのカテゴリーに分類される。
 回答した学生たちは、主に2つのカテゴリーの、Shonen_manga=boys_comic少年マンガとShojo_manga=girls_comic少女マンガの読者だった。
 普通、Shonen_manga少年マンガには多くのタイトルがあり、それはAdventure_comicAction_comicsports_comicSF_comicなどいろいろな内容が扱われている。それに比べてShojo_manga少女マンガは、主にromance_comicに集中している。内容の違いとともにイラストにも違いがある。Shojo_manga少女マンガの人物には大きな目があり、さらに服といろいろな物語フレームにも大きな注意が払われている。Mangaマンガの読者はShojo_manga少女マンガとShonen_manga少年マンガのイラストのパターンの違いに気づいている。
 
 そのことは、以下の学生コメントに反映されている:

Shojo_manga少女マンガには多くのロマンスがあり、キャラクターの繊細な心理が描かれている。Shonen_manga少年マンガには戦いがあり、暴力の描写が多い。
Shonen_manga少年マンガには多くのAction Sceneがあり、Shojo_manga少女マンガにはラブシーン(Love scene)が多くある。

[調査では、女性のMangaマンガ読者は内容の違いに集中し、男性のMangaマンガ読者はイラストの違い集中していることを示した。この両者の相違から読み取れるのは、女子学生の多くがShojo_manga少女マンガとShonen_manga少年マンガの両方のジャンルのMangaマンガを読んでいること。一方、男子学生はというと誰もShojo_manga少女マンガを読むことを認めなかったという事実を反映している言えるのである。また男性も女性も大学生になってからよりも高校生時代の時のほうがよくMangaマンガを読んでいることがわかった。しかし、このMangaマンガを読む頻度が高校生時代よりも低下したとの答えにマークをした学生は少なかった(選ばなかっただけか記載しなかっただけか)。同時に、すべての学生Mangaマンガ読者は、高校時代よりも広い範囲タイトルのMangaマンガを読んだと応えたのである。]
 そして、調査とインタビューを通じて、学生たちはMangaマンガを読む理由を述べた。

 それらを4つの理由に分類してお伝えするのであるが、明日の投稿に譲る。

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